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シーリングワックスについて

シーリングワックスシーリングワックスが静かなブームで、通信販売や輸入文房具を扱うショップなどで数多く販売されています。
シーリングワックスは、手紙に封をするために用いる蝋(ろう)のことで、封蝋(ふうろう)とも呼ばれています。


ろうそくでシーリングワックスを溶かして封印する場所にたらし、その上に印璽(いんじ)と呼ばれるスタンプを押すのですが、この印璽には差出人個人やその人物の家系のシンボルが刻まれており、差出人を証明する証になります。
封の部分でかっちりと固まるので、カンタンに開けることはできませんし、もし無理に開けようとすれば、固まったろうが砕けすぐにわかってしまいます。


シーリングワックスは、押すたびに毎回違った形になるため、心を込めて丁寧に押したくなります。
手紙に封をするためだけでなく、贈り物のリボンに押してラッピングシールの代わりのアクセントにするなど、使い方を考えるのも楽しいと思います。
クリスマスや誕生日など、大切な人へ心を込めたメッセージを贈る際に用いれば、貴方の丁寧な気持ちとセンスの良さが伝わるはずです。


シーリングワックスの発祥はヨーロッパで、17世紀ごろから手紙の封印やビンなどの容器を密封するために広く用いられてきました。
古い時代の洋画などでご覧になったことがあるかもしれませんね。


■ シーリングワックスの使い方
1)手紙を入れた封筒にのり付けをして封をします。
2)シーリングワックスを火で熱して封筒のシーリングしたい場所に溶けたワックスを適量たらします。
3)たらしたワックスの形を整えます。ワックスがすすで黒くなったときは、まぜて沈殿させましょう。
4)シーリングスタンプ(印璽)を軽く押して、そのままワックスが冷めるまで30秒〜1分ほど待ちます。
5)軽く触ってべたつかなけばゆっくりスタンプを離すとできあがりです。


■ シーリングワックスの老舗ブランド〜エルバン
エルバンは、1670年(ルイ14世在位時代)にパリで生まれた、シーリングワックスとインクの老舗ブランドです。
1700年にはインクの本格的な生産を開始し、1792年、神聖ローマ皇帝フランツ2戴冠の折にはエルバンのインクが献上されたとの史実も残されています。
フランス人が最初に指名するインクはエルバン。これはナポレオン以来の国民的伝統になっているといわれているそうです。


エルバンのシーリングワックスの中でも、アロマ効果のある香りつきシーリングワックスはおすすめで、ラベンダー、ローズ、もみの木の3種類の香りを楽しめます。
シーリング製作の際に、たちのぼる芳香がゆるやかに五感を解放してくれます。



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