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ネフローゼ症候群について

■ ネフローゼ症候群の症状
ネフローゼ症候群は腎臓病の1つで、尿中にタンパク質が大量に漏れ出てしまうのを特徴とする糸球体の病気で、血液中のアルブミン濃度が低下します。
多くの場合、浮腫(顔や手足のむくみ)が見られ、蛋白尿、低蛋白血症、高コレステロール血症を生じる病態です。


ネフローゼ症候群の症状としては、全身のけだるさ、食欲不振、無気力、胸水・腹水が溜まる、尿が出にくくなる腎機能障害、また血圧の低下を認めることもあり、さらに腎臓機能の低下が進行すると尿毒症の症状が出てきます。
若年層、特に幼少期では男子に多くみられます。


■ ネフローゼ症候群の原因
ネフローゼ症候群の原因は、糖尿病(成人に最も多い)、感染、薬剤、悪性腫瘍、全身性エリテマトーデス、多発性骨髄腫、アミロイドーシスなどの疾患により、腎臓の糸球体に障害が起こり、多量のタンパク質が尿に漏れ出てしまうことによって起こります。
また、微小変化群(小児に最も多い)、糸球体腎炎、巣状および分節性糸球体硬化症、膜性腎症、メサンギウム増殖性糸球体腎炎などの疾患によっても起こります。


■ ネフローゼ症候群の治療法
ネフローゼ症候群の治療法としては、症状の軽減と合併症を予防する観点から、まずは原因となる疾患の治療が必要になります。
ネフローゼ症候群の症状を軽減する治療法には、主に副腎皮質ステロイド剤、免疫抑制剤、抗血小板薬を使用します。
病態によっては、副腎皮質ステロイド薬が無効な場合があります。
浮腫に対しては利尿剤を使用し治療し、蛋白尿が多い時には厳重な安静を要します。


ネフローゼ症候群の食事療法としては、飽和脂肪と塩分を少なくすること、また、タンパク質を摂取しすぎると、尿中のタンパク質濃度が高くなるので、腎機能の程度によってたんぱく質を制限した低蛋白な食事療法を行う場合もあります。


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